27日はつくばね音楽祭が開催されました。

しもだて吹奏楽団を中心に、大和中学校、桜川中学校、下館一高のブラスバンドが共演するコンサートです。
つくばねは筑波山の古名です。
筑波山の麓にある桜川市から、吹奏楽の魅力を伝えようとメッセージをこめました。
初めての開催のため不安もありますが、夢もあります。

午後1時30分、つくばね音楽祭開会です。
オープニングソングは「ラデツキー行進曲」。
総勢80名による演奏です。
吹奏楽の音色がシトラスを包みます。
素晴らしい演奏です。
その後、大和中学校、桜川中学校、下館一高の生徒が順番に演奏しました。
まだ吹奏楽を始めたばかりの中学生。
でも心のこもったよき演奏を聴かせてくれました。
高校生はかなりの実力です。
日々の練習の成果が十分に発揮されています。
演歌のメドレーなど、吸い込まれるような演奏です。

休憩を挟んで、しもだて吹奏楽団です。
キャリア30年以上という人もいます。
洗練された音色です。
今年の大河ドラマ「江」のテーマソングなど、心に沁みるような演奏を聴かせてくれました。

音楽祭も終わりに近づくと、また全員で演奏です。
ミュージカル・アニーの「Tomrrow」の演奏にあわせ中学生たちが合唱します。
中学校の先生でしょうか、声量のある歌声が館内に響きます。
そしてクライマックス。
会場の人たちもいっしょになって「ふるさと」を歌いました。

初めての開催のため、十分な宣伝等ができませんでした。
そのせいか、観客は100名程度とやや少ない感じでした。
それでも皆さんには吹奏楽の魅力は十分に伝わったと思います。
素晴らしい演奏を披露してくれた奏者たちに感謝です。

「毎年開催していきます」
音楽祭を企画した田嶋さんが力強く宣言しました。
今回は小さな一歩でしたが、年々大きくなっていくような予感がします。
また来年、皆さんの演奏に会えるのが楽しみです。