ページ15 まちづくり教室

8日の夜、真壁伝承館でまちづくり教室が開かれました。
これは、ものづくりを通してまちづくりを学ぶということがテーマとなっています。
今回の教室は「ちり緬細工を楽しもう!入門編」です。
講師は石田晶子さんです。
石田さんは街中にある金物屋の奥さんですが、長年にわたりちり緬細工を作ってきた人です。
真壁のひなまつりのときは毎年新作を発表し、高い評価を得ています。
その作品は雑誌や新聞でも紹介されています。
今回の教室は私を含め21名が参加です。
予想通り男は私1人です。

針を持つのは小学校の家庭科の時間以来です。
1回目の教室はイチゴづくりです。
まずはイチゴの本体部分を縫うようです。
まったくわからないので、言われた通りに縫います。
皆さんはスイスイと縫っていますが、私はまったく針が進みません。
やっぱり難しいです。
それでもなんとか1つ縫い上げ、次は葉の部分を縫います。
本体と葉を重ねて縫っていきます。
最後は手伝ってもらいましたが、自分の手で作品を作れるというのは実に嬉しいです。

と同じく初めてちり緬細工にチャレンジした女の子も、完成したことに感激していました。
一針一針の積み重ねがこのようになるのですね。
見えない部分もしっかり縫うことの大切さ。
お針を通して、まちづくりを再確認した夜でした。